2016-11-17 出発 雑記 大勢の人が歩いている。同じ方向に向かって歩いている。同じ顔をして歩いている。僕も同じ方向を同じ顔をして歩いていた。なにも考えずに。 わけもなく立ち止まり、わけもなく人々の行列を眺めた。そしてその瞬間、そっちの方向は僕じゃないと感じた。そっちは僕の行きたいところではない。 他人が決める正解と不正解。もうそこから解放されるべきなんだ。 自分が心地よい場所に向かって、足を踏み出せばいい。僕は足の向きを変えた。そして、世界が始まった。